社会人として働いている人の中には、安定した求人がある看護師になることを検討している人もいるでしょう。しかし、社会人から看護師へ転身するに当たっては、まず看護学校を探さなければなりません。看護師として働くためには、看護師の国家資格が必要であり、その受験資格を得るためには、専門学校や大学に通い、専門知識や技術を身につけなければならないからです。
しかし、これらの学校は無条件に全ての人を受け入れているわけではなく、中には対象者を限定している所もあります。そのため、自分が入学を希望する看護学校が社会人の受け入れを行っていることを確かめる必要があります。また、社会人の受け入れをしていても、年齢制限を設けているところもあるので、この点もリサーチしなければなりません。
そして、入学する学校を決めたら、次は受験対策をします。大学と同様に看護学校も事前に試験を受けて合格しなければ、入学が認められないからです。例え年齢を含めた条件を満たしていても、試験に合格できなければ意味がないので、しっかりと受験対策を行いましょう。学校ごとに試験内容は細かく違いますが、主に国語はじめとした基本学科のテストと面接の2つは欠かせません。しかも、小論文の提出を求める看護学校もあるので、自身がない人は、小論文が免除される所を選ぶといいかもしれません。また、面接ではその学校を選んだ理由や、看護師になった時の目標なども聞かれるので、漠然としたイメージではなく、具体的な理由を述べられるように答えを用意しておくことも、看護学校合格の秘訣になります。※こちらの『社会人から目指す!看護師になるには』も併せてチェック!