看護学校

看護師を目指すときには、看護師の国家試験を受験する資格を得るために、看護学校で学ばなければなりません。しかし、看護学校に入るためには、社会人であっても受験が必要であり、一般入試と社会人入試のいずれかを受けることになるでしょう。 一般入試の場合は、現役の学生と一緒に受験をします。試験の内容は、学科試験（国語・数学・英語など）と面接、小論文が多いようです。一方、社会人入試では、面接と小論文が課されることが多いようです。社会人の場合は、学校の勉強を離れてから時間が経っているため、現役の学生よりも学科の勉強は難しく感じるかもしれません。また、どちらも適性や人間性などをみるために面接の比重が大きくなるといわれているので、入念な準備が必要でしょう。 ちなみに、看護学校はどこでも社会人入試を実施しているとは限らないため、社会人入試を行っている学校をあらかじめ確認しておく必要もあります。また、社会人枠は合格枠が一般入試に比べると少さいので、倍率が高くなることも知っておかなければなりません。 また、合格枠が大きな一般入試を受ける場合は、学科の勉強もしっかりしておきましょう。学科の試験勉強は通勤などの隙間時間をうまく利用し、どの教科をどれだけやるのかを決めて必ず実行してください。さらに、一般常識の試験がある場合は、公務員試験の問題集を利用したり、時事問題に備えて新聞を読んだりしておくことも大切です。そして、面接対策では、志望動機や学生の間の生活設計、理想とする看護師像なども具体的に言えるようにし、小論文では、時間制限や文字数の制限を意識しながら実際に書く練習をして、周りの人に評価してもらうようにしましょう。...